中部北陸自然歩道（群馬）『E2-3連絡コース』

2015/07/26（日）

再び国道１７号を歩いて猿ヶ京温泉を目指す。
これと言って見所はない。

スタートしてすぐに国道沿い左手に逆桜がある。
かつては大きく枝を張らせていたであろう桜の老木はその大半を失い、幹も虚ろに晒していて見る影もない。
今にも枯れて倒れてしまいそうだが驚くことに葉を茂らせていて春になると健気にもまだ花を咲かせるのだと言う。

国道１７号を歩いていく。

ときおり左手に赤谷湖が見える。

徐々に行く手の山に近づいてきた。

途中のコンビニで少し休憩した。
ここは展望も良い。

温泉街に入ったようだ。

悲鳴を聞いて目を遣ると、なんと橋から人が落ちた！
…………と思ったらバンジージャンプだったようだ。

相俣ダムが赤谷湖の対岸に見える。
ここは少し上り坂になっている。

坂を上った先の写真の交差点がゴールであり、また関所があったその場所である。
赤谷川の渓谷を上り、今は湖に沈む街道を歩いてきた旅人はここで三国峠越えの最後の通行チェックを受けていた。

関所跡に今も残る一部の建物が資料館になっている。
ここでも入場料を払い説明を受け、当時の旅人の持物や通行手形などの資料を見学した。

近くの茶屋で足湯に浸かりながらかき氷を食べ、まんてん星の湯という日帰り入浴施設で猿ヶ京温泉の湯を堪能し、少し遅めの昼食をとった後に帰路に就いた。