2021年10月10日日曜日

              

新・奥の細道(青森)『No.04-05連絡コース』

2021/10/10(日)

脇野沢と大湊を繋ぐ長い連絡コース。
むつ湾を眺めながら歩くほぼ平坦なコースである。
見どころらしい見どころは無いが、下北半島の長閑な風景をのんびりと楽しむ。














道の駅「わきのさわ」から出発。
脇野沢港へ向かう。











温泉もあるのか!
時間があれば入りたかったなあ。












国道を下っていく。












30分ほどで集落に戻ってきた。













脇野沢港に戻ってきた。
今日はここまで。
船で帰るとしよう。










乗船チケットを買って、まだ出航まで時間があるので、お昼を食べていこう。











脇野沢名物の焼干しラーメン。
素朴な味で美味しいねえ。
(酒も飲んじゃう)










帰りはフェリーではなく連絡船で青森港へ向かう。
高波での欠航が多いのが難点だ。











船内はこんな感じ。
フェリーに比べると少し揺れるな。










青森港に到着。
おお、海上保安庁の船が停泊してるぞ。











青函連絡船だ!
デカい!かっこいい!

……というわけで今回の旅はここまで。
近いうちに連絡コースの続きを歩きに来るぞ。






2021/10/22(金)

再び蟹田港。













そして船で再び下北半島へ……














今回は前回宿泊したユースホステルに前泊する。












今回も手厚いもてなしだった。
英気を養い、明日のロングコースに備える。










2021/10/23(土)

脇野沢港から出発。
昨晩は雨が降ったようだ。










実はこの連絡コースは公式ではない可能性が高い。
環境省の資料に記載されていないのだ。
恐らくは脇野沢港から佐井港まで船で行き、大湊へ至るのが下北半島のコースなのではないだろうか。
しかし、僕はどうしても東北自然歩道と北海道自然歩道を繋げたかったので、脇野沢から大湊まで歩き、佐井港から大間を経て北海道の函館を目指したいと思う。

休憩所からむつ湾を望む。
石碑には「西通道」と刻まれているが、これは脇野沢村から田辺町までの道のことであり、まさにこれから歩く国道338号がそれである。








小さな岬があるぞ。














岬には小さな神社がある。
昔、喜右衛門という男が漁に出ているときに引き上げた石を岬に祀ったところ、参拝のたびに石が大きくなり、成長する神石として堂宇を立てて祀ったそうだ。








失礼して中を除くと……確かに大きな石が祀られている!











小沢集落に入る。













続いて蛎崎集落へ。
ここには朽ちた枯木があるが、カラカサ松といって、かつて殿崎海岸まで松並木が続いていたものの名残のようだ。
また、ここには蛎崎城跡があり、かつて南部氏と戦った武将が居たそうだ。





蛎崎八幡宮。
ここにある杉の木はかつて蛎崎城主の息女の墓標とされていたのだが、畑主の男が伐倒して売却してしまい、祟りで発狂したという言い伝えがある。
いまある杉の木は、切株に苗を植えて育てたものらしい。






集落を抜け、長浜海岸を歩く。














何やら向こうの方では凄い雨が降っているな。
こちらでもパラパラと雨が。














長浜海岸を抜けて宿野部集落に入る。











宿野部集落を抜けて更に歩いていくと、ついに恐山が見えてきた。
おお〜旅情感たっぷりだね。これだから歩き旅は止められない。
ここで座り込んでしばらく休憩した。














川内町に入る。












ここは中々大きな町だ。
国道沿いにずっと家屋が並んでいる。











橋を渡る。












ここらでお昼にしましょう。













ラーメン半チャーハン。
エネルギー補給。











川内町を抜けて峠を上る。
良い景色だ。
開放的で気持ちいい。














峠には休憩所があった。












峠を下りていく。













この辺りの田野沢の海底には三十万年前の森林が沈んでいるのだそうだ。
ロマンだね。









この辺りでキツネが道路を横切るのを見た。
こんな昼間にも居るんだなあ。
夜行性だと思っていたが。










下北ワインのワイナリーだ。
トイレがてら休憩していこう。











ワインソフトを食べた。
優しい葡萄の酸味が疲れを癒やしてくれる……
お土産に小さいワインボトルも買ってしまった。















角違集落。
空を見ると虹がかかっていた。













日も暮れてきた。
急がねば。














海沿いの道を離れる。
恐山がだいぶ近く見えるようになった。










海上自衛隊の大湊航空基地だ。
これはかなり大きな基地だな。
見学したいなあ。











大湊町市街地に入る。
すっかり日が暮れてしまった……











ようやく大湊駅に到着。
な、長かった〜。
もうヘトヘトだよ。
距離は38.9km。
一日でこんなに歩いたのは久しぶりだ。








ギリギリ終電には間に合うので、そのまま帰っても良いのだが、今日は駅前のホテルに宿泊する予定である。
まずホテルにチェックインし、駅前の居酒屋で飲んだくれ、夜は更けていくのであった。






2021/10/24(日)

翌朝。
大湊線に乗って帰路に就く。
脚がガッタガタで想像以上に消耗していたようだ。








2021/11/07(日)

再び大湊にやってきた。
今日はちょっと早めに行動しないといけないので、前回宿泊した駅前のホテルに前泊し、日の出とともに出発だ。






朝日に照らされた恐山。
これからあそこに向かうぞ。












No.05コースの案内板だ。
ようやく連絡コースを歩き終えたな。
ここからコースを歩くぞ。
         

0 件のコメント:

コメントを投稿