2021年10月9日土曜日

              

新・奥の細道(青森)『No.04北限のニホン猿とむつ湾展望のみち』

2021/10/09(土)

脇野沢を歩く。
山手のコースはほとんどが通行困難だが、海と山の豊かな自然を見ることができる。
迂回路はあるのでご安心を。














脇野沢港を歩いていく。












ここから愛宕山に登るようだ。













山道を上る。
道脇に観音様が居る。











愛宕神社。
参拝した。












愛宕山を降りる。
よく整備されている。
町民の憩いの場になっているのだろうな。









海岸まで降りてきたぞ。













公園の中を歩く。












公園から出る。
さて……
コースはまだまだ続くのだが、今日はもう日が落ちてきたので、この辺りで一区切り付けたい。
近くに宿をとってあるので、ここから宿へ向かおう。







脇野沢ユースホステル。
久しぶりのユースホステルだ。
宿の主人も奥さんも気さくで良い人たちだった。









ユースホステルらしいドミトリータイプの部屋だ。
僕一人しかいなくて寂しいが……











ご飯も家庭的で大変に美味だった。
ごちそうさまでした。










2021/10/10(日)

朝食を頂いて公園の出口まで戻ってきた。
さあ出発だ。









集落を離れて山の方へ。












道が未舗装になった。













森の中へ。












橋を渡って瀬野牧場へ。













ううむ、ちょっと藪っぽいね。
あまり歩かれてないようだ。











薄暗い森の中に入ると藪は落ち着いた。












ここまでは一応車道だったのだが、ここからは山道になるようだ。










しっかり整備されているが、やはりあまり歩かれていないようだ。












と、思いきや、最近に再整備された痕跡もある。
沢沿いに道は続く。










日が差すと美しい雑木林だ。
ハイキングは気持ちいいなあ。












沢沿いは木道を歩く。












急に視界が開けた。
おお〜良い景色だな〜なんて感心してる場合ではなく……
これは嫌な予感が……










案の定、藪道になってしまった。
それもイバラ混じりで痛い。
実はユースホステルの主人から、この伐採地の状況については聞いていた。
もとは樹林帯だったのだが、伐採して日当たりが良くなったせいで雑草が茂るようになってしまったのだ。




更に伐採時の作業路を中心に巨大な雨裂が道を寸断していた。
これはしんどい……更に悪いことに、ここで道を見失ってしまった。









コースマップによれば、この辺りで道は上っているはずである。
道なき道の斜面を無理やりよじ登る。









あった!
道の続きを発見したぞ。
これでひと安心だ。











電線の巡視路になっているようだ。
これは頼もしい。










ここが峠のようだ。
ニホンカモシカの解説板があるが、今日は動物には会っていないな。
できれば生息地としては下北半島が北限であるニホンザルに会いたいのだが。
ここから蛸田越山の山頂に行けるそうだが、今回はパス。





下山路。
一部岩場で道が失くなっている箇所があったが、迂回して難を逃れる。









反対側と違って道はしっかりしている。
軽快に下りていく。











トリカブトだな。












だいぶ降ってきた。
斜面もなだらかになって良い雰囲気だ。











沢を壊れた木道で渡る。












そろそろ山を抜けられるかな。













ここは人通りがありそうだ。












砂防ダムだ。













小さな墓地に出てきた。
どうやら山を抜けたようだ。











集落を抜けて海へ。













海岸に出てきた。
うひょ〜凄い開放感だ。
それにしても、行く先は凄い断崖絶壁だ。









九艘泊。
かつてはここがニホンザルの生息北限とされており、天然記念物として保護されていたそうだ。
今は下北半島のもっと北の方にも生息している。








猿の住む海辺公園。
最果ての景色、といった趣だな。











コースは先ほど遠望した断崖絶壁の下へ入り込んでいくのだが……












こんな惨状である。
うう……うなじの辺りがスースーする。
いつ崖から石が落下してきて直撃してもおかしくない気がする……
釣り人は度胸あるなあ。
ユースホステルの主人にこの先は完全な廃道だと聞いているので、ここは迂回することにする。




九艘泊まで戻ると山を抜ける車道の分岐がある。
これを迂回路として使う。











典型的な峠越えの林道だ。
ぐんぐん坂を上っていく。











だいぶ登ってきたぞ。
ふう。












眼下に九艘泊と、海の向こうに津軽半島を望む。











先ほど別れた崖下の道と合流した。
どんな道を辿ってきたのだろうか……
この辺りが峠だな。









峠を下る。
ストレートに一直線。











だいぶ下ってきたが、まだ林道は続く。












あれ、舗装が失くなってしまった。











そろそろ国道に出るはずだが。













国道に出るとすぐ道の駅がある。












案内板。
ここがゴールだ。
道の駅から少し坂を上ると野猿公苑があるのだが……飼われている猿を見てもなあ。
少し休憩して、国道を歩いて脇野沢港へ向かった。
         

0 件のコメント:

コメントを投稿