滝観洞と白蓮洞を観るだけの極めて短いコースだが、白蓮洞は東日本大震災で被災しており見学できないので、滝観洞を観るのみとなる。
と言っても滝観洞自体がかなり奥行きがあり、往復すると1.6kmもある上に起伏や狭窄部もあり、足場も悪いためになかなかの冒険だ。
最奥の天岩戸の滝は圧巻の一言。
間違いなく岩手に来たら観ておくべき景勝地の一つだろう。
なお、上有住駅に止まる列車の本数はかなり少ないので事前に時刻表は確認しておくこと。
今日は滝観洞を観るのみなので、のんびりスタートだ。
入洞料を払い、ヘルメットと長靴を借りる。
入口はかなり狭い。
ずっとこんな感じなのか?
子供には良いかもしれないが、大人にはいきなりキツいな……
こんなに狭いところだったとは。
俳優やカメラマンも大変だな。
一応手摺があるが、おっかない。
まるでファンタジーの世界に迷い込んでしまったかのようだ。
ここまで持ってくるのは大変だっただろう。
この先に四つん這いでないと通れないような、狭いところがある。
水の轟音が聞こえてくる。
これは……いよいよ最奥部の予感が。
うおー!すげえ!
これが天岩戸の滝だ!
高さ29mのこの滝は、洞内滝としては日本でも3番目に高いのだという。
それにしても何という神秘的な場所なのだ。
青い光に照らされた聖堂のような空間に、天井から飛沫を上げて清流が降り注いでいる。
この洞内滝の上げる轟音は「古代からの呼び声」だと言われている。
なるほど、そんな詩的な表現でもしたくなるほどに、現実から隔離された真の神秘の光景がここにはある。
この滝の上にもまだ洞窟は続いており、そこには「無限の泉」と言われる洞内湖があるのだそうだ。
残念ながら、高度なケイビングの技術がないとたどり着ける場所ではない。
ここまで来るのにも素人には大変だったのだ……
こういうところに来ると、なぜか僕の他に誰も来なくなることがある。
この日もそうであった。
しばらく一人で「古代からの呼び声」に耳を澄ませていた。
うう、それにしても寒かったな。
目の前に観光センターがあるので、ここで昼食にした。
名物のジンギスカンを食べた。
どうやらここがコースのようなので、ちょっとお邪魔しますよ……
東日本大震災で落盤があり、危険なのだそうだ。
連絡コースでも通っているが、別に何もない。
バス停などがあるわけでもないので、どういう意図でコース設定しているのか不明だ。
昔は車道がここまでしかなかったとか?
列車が2時間半後にしかない……
困った……
仕方なく、観光センターの休憩所で寝転んで時間を潰すことにした。
本当に暇だった……
さて今日の宿泊先は……
旅館福山荘である。
まあ、なんだかんだでここが安いからね……
夕飯も前回と同じ遠野醸造で食べた。
こうしてまた、遠野での夜が更けていった。
0 件のコメント:
コメントを投稿