2017年11月3日金曜日

              

新・奥の細道(福島)『No.12信夫の里を歩くみち』

2017/11/03(金)

11月の歩行。
いよいよ福島県の旅も終盤だ。
山間の田舎道を歩くコースで、終始長閑な雰囲気だ。
最近は山間コースが多かったのでこういう落ち着いたコースは久しぶりだ。
コース終盤にある文知摺観音は折しも紅葉が最盛期で美しかった。



















花見山入口バス停に到着。
祝日で高速バスが高かったので今回は新幹線で福島駅まで来た。

















標識が見当たらないが、とりあえず地図を見ながら花見山を目指す。


















花見山に到着。
園内整備工事中で入れないようだ。
残念。
















市街地から少し離れただけだが、なかなか田舎情緒のある道だ。


















茶屋沼公園に到着。
ここでコーヒーとゼリー(朝バナナ)を食べて朝食にした。
静かで良いところだ。
















緩やかな坂を上っていく。
ふと振り返ると……おお!
雲海の上に吾妻連峰が聳えている!
雄大な景色だなー。
なんだか得した気分だ。














小さな峠を越えたところに女形石がある。
安産祈願の石のようだ。
















柿の果樹園だ。
福島県北部は柿の生産が盛んなのだろうか。
この後も各所で柿の果樹園を見た。
それにしても、山間の集落というのは情緒があって良いものだな。















やっと標識が現れた。


















人通りのない坂を上る。


















一度国道に出てくるが、すぐに脇道に逸れる。


















再び人気のない道を上る。













再び峠を越えると山々を見渡すなかなか良い景色だ。














静かな樹林の中を下っていく。

























集落に降りてくるとお春地蔵がある。
姑に殺されたお春という女を供養するために建てられた地蔵で、体の弱い女性や家庭の不和を救う地蔵として信仰を集めているのだとか。






立派な蔵だ。
日本ならではの田舎風景を歩く。
良いところだなあ。























再び国道に出てくる。
写真の交差点で右折。











文知摺観音に到着。
おお!境内の紅葉が素晴らしいな。
写真を撮りにきた人で賑わっていた。















結構地味だがこれが文知摺石のようだ。
陸奥国の公がこの里に訪れた際に、里の長者の娘・虎女と情愛を深め、その後去った公を思い虎女が石を見ると公の幻影が映った、という伝説があるのだとか。














観音堂。
参拝した。














多宝塔だ。
多宝塔は東北ではここが唯一のものなのだとか。
参拝しておこう。






















文知摺観音を後にするとゴールはもうすぐ。


















文知摺バス停に到着。
ここをゴールとした。
続けて連絡コースを歩く。
         

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