2015年11月4日水曜日

              

関東ふれあいの道(群馬)『No.11旧道裏妙義のみち』・中木ダム

2015/11/04(水)

5度目になる横川駅を起点とした歩行だが、今回で最後となり、妙義神社を目指す。
小さな見所が多く、妙義神社までは退屈しない歩行となる。
途中で中木ダム(妙義湖)にも寄る。

また、妙義神社の大の字からの眺めは素晴らしかった。




















横川駅を出発する。


















駅前の道を東に少し歩くと右手に線路を潜る道があるので右折する。

















国道18号を横断する。


















坂を下っていくと長閑な風景が広がる。


















碓氷川を渡る。
下流側。

















上流側。
美しい。


















少し坂を上り返すとしばらく平坦で長閑な道が続く。

















中木のさざんかがある。
この地方には珍しい種の古木で、ちょうど淡い桃色の花をつけていた。
















少しすると妙義湖との分岐点になる。
まずは妙義湖に向かう。
















中木ダムの堤体。
堤体上は封鎖されていて歩けない。

















ゲートは3つ。
水位は高い。

















湖畔を歩いていくと丁須の頭が見えた。
特徴的な丁の字の岩がよく目立つ。
うーむ、あそこに登ったのだな。















妙義湖。
静かなところだ。
紅葉が美しい。
















分岐点まで戻り坂を下ると中木ダムの堤体下に降りてくる。
正面に減水工が見えるベストアングルだ。
















しばらく陰鬱な植林地の坂を下ると開けたところに出てくる。

















小竹川を渡る。



















右手に裏妙義を見上げる。


















牧場の手前で山道に入る。
枝葉が堆積していて歩きにくく、道も少し分かりにくい。

















途中に昔の道標があった。
石に「右 山道 左 妙義」と刻まれていた。
妙義はともかく山道とは行先はどこなのだろう。














黒門の前に出てきた。



















妙義神社に到着。
ここをゴールとした。

















参拝の前にまずは神社前の道の駅で腹ごしらえした。


















参道は早速急な坂道で息が上がる。

















総門を潜ると立派な石垣や灯篭、石階段が紅葉に彩られて出迎える。

















これは中々雰囲気のある石階段だ。
神秘的な空気に包まれているようだ。















右手に波己曽社がある。
宮司の祝詞が聞こえてくる。


















その奥に宝物殿がある。


















石階段を上っていく。
大木の根で石段が持ち上がってしまっている。

















階段を上り切ると豪華絢爛な本殿がある。
参拝した後、妙義神社がチェックポイントであるので本殿を背景に写真を撮影した。














さて、日が暮れるまでまだ時間があるので妙義神社から伸びる妙義山縦走コースを大の字を経由して奥の院まで往復してみよう。
















道は裏妙義を思い出すような岩のゴロゴロした歩きづらいところである。
大の字まで鎖場は3ヶ所ある。















最後の大の字への鎖場が最も恐ろしい。
怖くなってやっぱり止めようかなんて考えていると奥の院の方から人がやって来てしまったので、一思いに上り切った。






















大の字に登頂!


















凄い景色だ!
下に妙義町を見下ろす。


















手前に榛名山、奥に薄らと赤城山も見える。
ここでしばしコーヒーを楽しんだ。
















振り返れば紅葉が美しい。
白い岩肌とのコントラストがまるで油絵のようだ。

















大の字からの下りも恐怖しながらやっとの思いで下り、奥の院を目指す。
















見晴しとの分岐点である辻を越えるとしだいに岩壁が目前に迫ってくる。
鎖場が1ヶ所あるが、大したことはない。
むしろしだいに足下が更に岩がちになってくるのでうっかり足を滑らせないように神経を使う。












急な岩斜面を上っていくと眼前に大木に隠れるように洞穴が現れる。
これが奥の院だ。
















参拝した。



















帰りは上り以上に慎重に下った。
何せ急な岩斜面なので足を滑らせそうで恐ろしかった。
















実は妙義温泉に入るつもりでいたのだが、何と水曜日は定休日だった。
ツイてない。
仕方なく上州富岡駅行きのバスが来る18:11まで妙義神社前の土産屋でコーヒーを飲んで時間を過ごした。
松井田駅までの方が近いので、ケチらずにタクシーを呼べば良かったかもしれない。(バスは650円、タクシーは1500円ほど)








上州富岡駅に到着。
すっかり日も暮れてしまった。
周囲の閑散とした雰囲気とは対照的に随分モダンで立派な駅舎だ。
世界遺産の富岡製糸場が近いためだろうか。
上信電鉄には初めて乗った。
上信電鉄で高崎駅に向かい、帰路に就いた。
         

0 件のコメント:

コメントを投稿