2015/01/12(月)
成人の日の祝日を利用して歩いた。
沢入駅から草木湖畔を歩くコースだが、草木湖は様々な遺構が湖底に眠るダム湖で、その痕跡を辿っていくのが面白い。
ダムの堤体も様々なアングルから眺めることが出来、ダムカードも入手できる。
面白い分寄り道が多くなるが、時間をかけて見たいものばかりだ。
沢入駅に到着。
千葉からここまでは遠く時間もかかり、4時30分の始発電車に乗るために3時に起きなくてはいけない。
電車の中でも多少微睡んだが、流石に眠い。
駅前から県道343号を南下していく。
早速「陶器と良寛書の館」というこの地の実業家であった松嶋健寿氏の蒐集品を公営美術館として展示しているそうだ。
まだ開いてなかった。
踏切を渡る。
ここから見えるトンネルから先は草木ダムの建設に伴って付け替えられた鉄道になる。
鉄道はトンネルを抜けてすぐにトラス橋で渡良瀬川を渡り長い草木トンネルに入る。
道はその橋の下を潜る。
沢入発電所の脇を通る。
その先の橋から発電所の方を見てみると、発電所の放流所のある右岸に旧道のものと思われる廃橋が。
左岸側にも道路敷と廃橋と思われるものが見える。
渡良瀬川沿いに県道を歩いていく。
標識にある「のんびり休憩地」はこの東宮公園だろう。
人気はなく寂しい感じだ。
渡良瀬川沿いに緩やかなアップダウンをこなしていくと、やがて川の水量が増え、草木湖になる。
すると行く手に草木橋が見えてきた。
橋の上から旧国道と集落の遺構を見ることができた。
南側を見ると、沢を渡る小さな橋と階段……は船着場だろうか。
北側にも沢を渡る小さな橋が。
橋を越えて振り向いてみると、雪を被った袈裟丸山が見えた。
No.30コースでは前袈裟丸山に登るが、庚申山で少し雪山に辟易していたので、雪が少なくなる時期まで待つことにした。
国民宿舎サンレイク草木に到着。
No.30を歩くときに利用を考えていたが、沢入駅からここまで思っていたよりも距離があった。
少し難しそうだ。
日帰り入浴施設などもあるらしいが、このあと続けてNo.28を歩くつもりでいたのでそのまま通り過ぎた。
国民宿舎から先は少し坂を上り、沢を迂回する。
高度を上げていくと草木橋と袈裟丸山がさっきよりよく見えた。
最高点に草木湖展望台があった。
ここでコーヒーブレイクを楽しんだ。
展望台からは草木ダムの堤体を見ることができた。
展望台から坂を下りていくとダム堤体左岸側の管理事務所に着く。
堤体上部は車道になっている。
堤体上部から下流側を望む。
大きな減勢工だ。
脇にある施設は水力発電所だろうか。
ダム湖を望む。
西側に袈裟丸山、東側には男体山が顔を覗かせていた。
堤体右岸側まで来てみると草木ダム展望台があった。
展望台から堤体を望む。
コースに戻り、坂を下っていく。
坂を下っていくと途中にチェックポイントの不動滝がある。
落差としてはここまで歩いてきた関東ふれあいの道では一番だと思う。
立派で豪快な滝だ。
滝壺に降りていける遊歩道があるのだが、路肩崩壊のためトラロープが張られていた。
が、慎重に通れば問題ないことを確認できたので、チェックポイントの撮影のために降りて行った。
不動滝を越えて更に坂を下ると童謡ふるさと館があった。
が、冬期休館中だった。
童謡ふるさと館からコースを逸れて坂を下ると、水の広場というダム堤体直下に行くことができる。
コンクリートの壁が迫ってくるようで凄い迫力だ。
4つのラジアルゲートが並ぶ非常用洪水吐。
今日は常用洪水吐からの放流もないので貯水量は少ないのだろう。
コースに戻るとすぐにゴールの運動公園バス停に到着。
やはりダム湖巡りは楽しい。
神戸駅が近いようなので、昼食をとるために駅まで歩くことにした。
コースを逸れてそのまま坂を下っていくと渡良瀬川を橋で渡る。
崖に立派な松が生えている。
下流側を望むと岩がゴロゴロしている中に草地があって面白い。
わたらせ渓谷鉄道を高架橋で越える。
神戸駅に到着。
ここの駅ホームにある清流という列車の車両を利用したレストランで昼食をとったが、正直味もサービスも悪いと言わざるを得ない。
時期にもよるのかもしれないが、注文した天ぷら定食は温めなおしただけではっきり言って不味かった。
お茶も出涸らしでガッカリした。
このあとNo.28コースを続けて歩いた。
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