No.26-1より少し遠回りで棚田や洞門を見る道。
短いながらも山間の田園風景を楽しめる良いコースだ。
今回は逆に北から南に向けて歩く。
3月も半ばになったこともあり、春の兆しをところどころに感じることができた。
宇都宮駅から烏山線に乗って烏山駅に向かう。
無電化路線で、エンジンの音を聞きながらの移動は小湊鉄道を思い出す。
烏山駅に到着。
かつては風情ある駅舎であったらしいが、今はモダンな雰囲気に。
なんだかやたら人で賑わっている。
何故こんな片田舎(失礼)に……
なんと、たまたま那須烏山名物の山上げ祭りが行われていた。
全くの時期外れなので本当に偶然である。
なんで今日のこの日行われているのかと言うと、烏山線に蓄電池車両が導入されたことのお祝いらしい。
あのエンジン音が良いのになあ。
バス停が祭りの影響で駅前から移動されていて戸惑ったが、烏山駅から市営バスに乗って終点の「国見わらび荘」で降りるとそこが長峰ビジターセンターである。
なお、乗車時に降車場所を運転手に伝えるお馴染みのコミュニティバス方式である。
長峰ビジターセンターはこう見えて一応開館していて、中に入るとこの辺りの四季折々の動植物などの自然を紹介するスペースが設けられているが、全く人の気配がしない。
閉館後の博物館に迷いこんだようで少し不気味である。(どこか奥の部屋に管理人がいるのだろうが)
長峰ビジターセンターを出発するとすぐにNo.27コースとの分岐点がある。
このまま木戸不動尊を目指し坂を下っていく。
しばらくの間No.26-1を逆行する。
国見峠を過ぎて更に坂を下る。
梅か桜の木だろうか。もう花をつけ始めていた。
もうすぐ春なのだなあ。
こっちは水仙かな。
まだつぼみも多いが、黄色い花をつけていた。
山の斜面にも桜の木が花をつけていた。
丁字路に降りてきた。
左折して県道27号を歩く。
那須烏山市から茂木町に入ってすぐだが、右側に木戸不動尊に行く小径がある。
今回も参拝してきた。
No.26-1との分岐点。
石畑の棚田に向かう。
No.26-1と別れてすぐだが、県道27号とも別れる。
この道、和の道なんて呼ばれているそうだ。
更に坂を下っていく。
お、これはオオイヌノフグリかな。
鮮やかな青紫色の綺麗な小さな花をつけている。
石畑の棚田。
山の斜面を利用して田が立体的に並んでいる様は絵画を見ているようだ。
うーむ、圧巻である。
出来れば夏に見たかった!
菜の花かな?
まだつぼみだ。
なんだかそこら辺に寝転んで微睡みたいような陽気だ。
石畑の棚田を過ぎると県道274号を丁字路で右折する。
閑散とした山間の集落を抜けていく。
この間非常に緩やかな下り坂で軽快に歩いて行く。
木須川という小さいが急流な川が現れる。
道下を流れる木須川。
山・川・田。日本の田舎風景を絵に描いたような景色だ。
木須川橋で木須川を渡るのだが、ちょうどそこから木須川の洞門が間近に見れる。
千葉県でもよく見られる「川廻し」の小規模なものだが、そのために小さな洞門を穿ってしまうとは、なかなかの偉業である。
木須川橋を渡ると丁字路で今度は県道231号を右折。
こっちはうって変わって穏やかな流れだ。
合戸橋で木須川を渡る。
木須川が那珂川に合流する。
道は県道338号に合流。
丁字路を右折する。
行く手に橋が見えるが、あの橋のところで県道27号が合流してくる。
しかし橋は渡らない。
ちなみにあの橋はNo.22で通過した郵便局の三叉路を右折した先にある大藤橋である。
県道27号と合流してすぐに県道と別れ、右手の九十九折りで急坂を上る。
坂を上り切った先には小学校がある。
坂を上り切ると今度はすぐに下り始めるが、ここが寺山の棚田だ。
石畑の棚田よりだいぶ小さいが、かえって素朴な情緒があって良い。
小さな切通を通る。
坂を下ってくると再び県道27号と合流するが、すぐに別れて今度は県道338号になる。
なんなんだ。
右から来る県道27号が石畑の棚田の前で別れた和の道だ。
No.26-1コースと合流。
鎌倉山とそば畑が見えてくる。
こうして見ると鎌倉山はなかなか急峻な山だ。
ここには前回も立ち寄ったそばの里まぎのがあり、折しもちょうど昼時であったので今回も利用させてもらった。
前回歩いたときよりも春を感じられる風景になったように感じる。
大瀬橋を渡る。
那珂川を望む。
ゴールはすぐそこだ。
大瀬橋を潜る。
ふるさとセンター茂木に到着。
さて前回も述べたように、ここは交通の便が悪いので、続けてNo.21コースを歩き、茂木駅を目指す。
0 件のコメント:
コメントを投稿