2023年4月8日土曜日

              

霧積温泉・鼻曲山(1日目)

2023/04/08(土)

4月は、8年前に中部北陸自然歩道(群馬)『I-5上州路碓氷峠越えのみち』を歩いたときに近くまで行きながら立ち寄れなかった霧積温泉を目指す旅を計画した。
1日目は途中までは8年前と同じく旧中仙道を歩き、碓氷峠近くで荒れた林道に入り、霧積川上流を目指す計画だ。
人気も少なく自然を独り占めできる良い旅路であった。














横川駅に到着。
関東ふれあいの道や中部北陸自然歩道などを歩くのに幾度もここにやってきたのを思い出す。
懐かしいな。








いつものようにアプトの道に入る。











鉄道資料館と妙義山。
相変わらず険しい山容だ。











古い線路に沿って歩いていく。












発電所跡。












旧中仙道に入る前に腹ごしらえしよう。
からみ餅を食べた。










妙義山を遠望する。
凄い稜線の形だなあ。











旧中仙道に入る。












刎石山を登っていく。
最初は急坂で息が上がる。











この道を往時は幾人もの人が行き交ったのだな。











のぞき。
古くからの街道を見下ろす。











杉の植林地に入る。
ここから道が平坦になるので軽快に行く。










尾根道に入ると視界が開ける。
まだ新緑は少ない。











8年前はここで休んだっけな。
体力的にはまだまだ余裕だ。











ツツジが我先にと咲いて山に彩りを添えていた。











ここから古い林道に合流。












宿泊施設があったようだ。
今は廃墟になっている。











分岐点。
ここは右へ行く。
碓氷峠に行くなら左の方が近い。










更に行くと霧積温泉への分岐点がある。
8年前は碓氷峠に向かったが、今日は霧積温泉へ向かうので、ここからは初めて歩く道になる。








いきなり封鎖ゲートがある。
ちょっと不穏だな。











かなり荒れているが、まだ歩ける。











道幅は広く歩きやすい。
長いこと休憩していないので、そろそろ疲れてきたが……










奥に行くほど荒れている。
掘割だ。











だらだらと登ってきたが、とうとう林道の終点に着いたようだ。











ここからは山道。












山道に入る前に少し休憩。
見晴らしの良いところに座ってコーヒーを飲んだ。










林道からの取り付きが少し分かりづらかったのだが、そこを抜けると明瞭な道が現れた。
旧中仙道に入ってから曇っていたのだが、さっきコーヒーを飲んで休憩している間に晴れてきた。
僥倖である。






曇天と荒れた林道の寂寞感に陰鬱とした気分になっていたのだが、一転して爽快な稜線の山道に入って楽しくなってきた。
良い道ですよ、これは。













やっぱり山は良いね。














岩場を乗り越えるスリルも堪らない。











ここは少し怖かったところ。
落ち葉が溜まっているので道が見えない。










痩せ尾根。












霧積川が近いようだ。
道もちょっと危ういぞ。











無事に降りてこられた。












霧積川だ。
ううむ、ちょっと早く来すぎてるな。
まだ14時前なのだが、霧積温泉まではもう少しで着いてしまうぞ。
この川の辺で30分以上休憩した。





さて、あと少しだ。
ここから車道もあるのだが、やはりなるべく徒歩道で行きたい。










橋を渡る。












桟橋が崩れている。
まあ斜面をへつって何とか通れるが……










斜面を登る。












車道に出てきた。












明日はここから鼻曲山に登って軽井沢に抜けようと計画している。











霧積温泉・金湯館が見えた。












到着!ちょうど15時ぴったりぐらいだ。
やはり早かったな。
それにしても、本当に山中の一軒宿だ。
旅情感があって素晴らしいな。
ずっと来てみたかった憧れの温泉についにやってきた。





部屋はこんな感じ。
コタツが嬉しい。
窓を開けると霧積川のせせらぎが聞こえてくる。
都会の喧騒から離れた最高のロケーションだ。

早速、温泉にも浸かってきた。
山を歩いたあとの温泉は格別である。



夕飯は部屋でいただく。
山菜の天ぷらの盛り合わせだ。
一番好きなやつ!大満足であった。
夜は川のせせらぎを聞きながら、穏やかな眠りについた。
         

0 件のコメント:

コメントを投稿