2023年3月21日火曜日

              

湯田温泉峡(3日目)

2023/03/21(火)

湯田温泉峡の旅3日目。
最終日は錦秋湖沿いを歩いて北上を目指す。















湯本温泉を出発。
ちなみに、正岡子規も逗留した宿なのだとか。










国道の分岐まで戻ってきた。
そのまま直進。











錦秋湖。
美しいねえ。
北上線の車両がちょうど通りがかった。















トンネルに入る。












歩道がなくなってしまった……
車が怖いなあ。











橋を渡る。
これは良いトラス橋。











黙々と歩く。












再びトラス橋。












美しい幾何学模様だ。












古い橋の残骸が見える。
歴史を感じるなあ。











お?
来たか……?











新しい橋……と恐らくトンネルを掘るのだろうか。











錦秋湖左岸はここから先、通行止め!











ここは右岸に一時迂回する。













向こうに架かっているのが迂回のための仮橋である。
一体、何が起こっているのかというと……
通行止めになっている錦秋湖左岸の一帯で、大規模な地滑りが起きているそうだ。
少し前から法面や路面に亀裂が多数確認されているのだとか。
恐ろしい……














そういうわけで、仮橋を渡って再び左岸に戻ってきた。
幅員の狭い橋なので車両の交互通行をしており、そもそも歩行者が通ることを想定していないため、誘導員に急かされて写真を撮る暇もなかった。






すごい景色だ……
思わず唖然としてしまった。
よくこんなところに道を通そうと思ったものだ。















長いスノーシェッドに入る。












スノーシェッドからの眺め。












振り返るとスノーシェッドが険しい山の斜面に必死にへばりついている様が見て取れる。










山に沿ってうねる道。












スノーシェッドを抜けると、そこはスノーシェルターだった。











久しぶりの明かり区間でほっとする。
雪もだいぶ少なくなってきたな。










道傍に福寿草が咲いていた。
もうすぐ春だな。











再びスノーシェッド。












トンネル。












道の駅錦秋湖に到着。
休憩だ〜。











ダムカレー。
あまり食欲をそそる色合いではないが……味は普通だったぞ。










ついでにソフトクリームも食べて出発。











スノーシェッドが連続する。
道も狭い。












湯田ダムに到着。
これは良いアーチダム。
長年風雪に耐えてきたコンクリートの表情がまた良い。











ダムカードもゲット。












道が狭いからか、スノーシェッドに歩廊が付いている。











ダムを振り返る。
錦秋湖の水をせき止める巨大な壁である。










これまで穏やかな表情を見せてきた錦秋湖、もとい和賀川。
湯田ダムという壁を失い、ついにその本性を表す。
これが横手と北上を結ぶ峠道の難所、和賀仙人である。
これはまさに人の立ち入るのを拒む険しさだ。
凄まじい景色である……














ついに、北上市に入る。












対岸は……凄まじいことになっている……











鉄壁のシェルターだ。
一部の隙もない。











シェルターを出て和賀川を渡る。












ここまで来るとだいぶ穏やかになっている。











久しぶりに北上線と合流。
いつの間にかずっと対岸に居たからな。










再び和賀川を渡る。












開けた道に出てきた。
山間の渓谷から脱したようだ。
旅の終わりが近い。










石羽根ダムを遠望。
堤体には近付けないようだ。











横川目駅に到着。
ここは新・奥の細道(岩手)『No.07ミズバショウのみち』を歩いたときに立ち寄っている駅。
これで秋田県と岩手県のコースを繋ぐことができた。
今回も良い旅であった。
さて、4月はどこを歩こうか。
         

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