遠野を経て釜石へ至る支線コースを終え、本線コースに戻ってきた。
平泉から歴史上様々な戦の舞台となってきた衣川を歩いていく。
高台に上り、古戦場を望むコースなのだが、残念ながら天気が芳しくなく眺望は得られなかった。
季節にもよるのだろうが、最後の一首坂はひどい藪道で苦労した。
夜行バスで久しぶりに平泉駅にやってきた。
無量光院跡からスタート。
No.4コースの起点まで2kmほど連絡コースだが、特に見どころもないので省略。
中尊寺の月見坂のところまではNo.3コースと重複。
衣川を渡る。
衣川の堤の側のここが起点のはずだが……何も目印は見当たらない。
衣川の堤沿いに歩いていくと接待館跡がある。
これも藤原氏時代の平泉の遺跡のようだが、現在は何も残ってはいない。
コースマップどおりに進んでいくと民家に遮られてしまった。
仕方ないので迂回する……
室の樹跡。
同じく何もないが、この地に住んでいた宇多天皇の庭木をここに移植して藤原氏が庭園を造っていたそうだ。
広い田園を歩いていく。
東北自動車道を潜る。
県道に出てきた。
小学校の裏手から坂を上っていく。
峠に着いた。
標識だ。
このコースで初めて見た。
尾根の道路を歩く。
歩いていくと展望台があるのだが……霧で何も見えんな。
せっかく上ってきたのに……
展望台には案内板と解説板もあった。
せっかく上ったのだが、展望台を過ぎるとコースは一度尾根から下りてしまう。
県道に降りてきた。
雲際寺に参拝する。
再び坂を上る。
雲際寺に参拝するためだけに降りたのかよぉ……
とうほくニュージーランド村だ。
2017年までは営業していたそうだが、今は閉園している。
観光牧場テーマパークだったそうだが、霧の中に佇む姿は不気味だ。
しばらく尾根の道路を歩いていく。
広い田園に出てきた。
尾根を歩いてきたのに奇妙な感じだが、ここ一帯だけ高原のようになっているようだ。
最後は一首坂という歴史のある坂を下るのだが……
う……もしかして、これか……?
朝露で濡れた藪に蜘蛛の巣が所狭しと絡んでいる。
うう……憂鬱だなあ……
開けたところに出てきたが、まだ藪を掻き分けていかねばならない。
棒で蜘蛛の巣を払いながらだ。
夏でなければ恐らくそれほど藪も深くはないと思う。
ようやく藪を抜けたようだ。
やれやれ。
一首坂は前九年合戦の折に、源義家と安倍貞任がお互いに一句詠みあったことに由来しているそうだ。
集落に降りてきた。
終点はこの辺りのはずだが、やはり目印が見当たらない。
続けて連絡コースを歩く。
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