2019年1月14日月曜日

              

新・奥の細道(岩手)『No.02厳美渓谷のみち』

2019/01/14(月)

厳美渓を眺めた後、峠を越えて達谷窟に至る。
山道で峠を越えるところは一部で道が不明瞭だが、メガソーラー用地の測量のための作業道になっているためか、意外としっかりしている。
























ホテルで朝食と朝風呂をゆっくり味わってから出発。
自然休養村管理センターからスタート。

















早速渓谷の遊歩道へ降りて御覧場橋を渡るのだが、残念ながら冬季閉鎖されている。
渓谷沿いの桜は伊達正宗が植樹した貞本桜と呼ばれているらしい。








というわけで仕方なく車道から御覧場橋を眺める。
良いロケーションだ。














人気のない静かな渓谷を眺めながら朝のコーヒータイムを楽しんだ。
























右岸側の遊歩道を歩いていっても、御覧場橋の手前で通行止めとなる。


















昨夜泊まったホテルの前を通る。


















長者滝橋。
何でも鉄筋の代わりに竹が使われている竹筋橋らしい。
と、何やら工事中のようだな。
……通行止?

……
………
…………











気を取り直して先へ進みましょう。


















田園の中の小径を歩く。
途中に宇南権現神社という小さな祠がある。
棟札が納められているとあるが、祠の扉が開け放たれていて中は空のようだった。
















国道を横断する。


















山裾の小さな集落を抜け、坂を上っていく。


















舗装が尽きた。


















何だか怪しい雰囲気だ。
大丈夫だろうか……

















と、思ったら意外としっかりした道が続いている。
ごく最近も人が出入りしている感じだ。
こんなところに用事があるのだろうか。
















もう稜線に出そうだな。












稜線に出て視界が開けた……ら何だこりゃ。
メガソーラーだ!
どうやらこの開発に関連した測量の作業道として使われているようだ。
どうりで道がしっかりしているわけだ。





















分かりやすい道が続くが、途中で分岐があるので地図を見ながら歩く。










薄く雪化粧した森の道を軽快に行く。
楽しいなあ。
やっぱり雪があるとテンション上がるね。














日当たりの良い冬の雑木林というのは本当に美しいものだ。
























森を抜ける直前、コースマップと少し道がずれているのに気付いた。
コースマップどおりの道を少し探したのだが、見当たらず。
コースマップが間違っているのか、道が消えたのか?
















田園の中に出てきたが、雪で道が分からない。
コースマップも当てにならないので適当に畦道を歩いた。

















車道に出てきた。
東へ歩く。

















県道に出てきた。
ここがゴールらしいが、すぐそこに達谷窟がある。










拝観料300円を払って西光寺の境内を見学する。
切り立った崖に入り組むように建っている懸造りの建物が達谷窟毘沙門堂だ。
坂上田村麻呂が蝦夷討伐の記念として建立したそうだ。
これはなかなか壮観だな。
しかし、今ある建物は昭和36年に再建されたものだそうで、当時のまま姿を留めているわけではないのが残念だ。
         

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