磐梯山と猫魔ヶ岳の鞍部から猪苗代へ下る。
特に何も見どころはないだろうと思っていたのだが、途中にある幻の滝は絶景で、一見の価値がある。
そしてやはり標高を下げると下界は恐ろしく暑かった……
さて延々と長い坂を下って行きますか……
やはり何もない……展望も得られず退屈である。
途中、道脇に「幻の滝」の案内が。へえ、滝があるのか。
時間もあるし面白そうなので寄り道してみよう。
道脇から山道に分け入る。
めちゃめちゃ雰囲気のある滝じゃないか！
立ち寄る計画は全くなかっただけに思わぬ僥倖だなこれは。
水飛沫が気持ちいい。
やっぱり滝はいいなあ。
滝壺で顔を洗うとひんやりとして気持ち良かった。
DP1xはISO100常用なのでこう薄暗いとシャッタースピードが稼げない。
三脚を持ってきて良かった。
ローアングルで撮るときはバリアングル液晶が欲しくなるなあ。
心ゆくまで瀑布を楽しんで車道に戻る。麓が見えてきた。
磐梯山を振り返る。ここから滑滝が見えるらしいのだが……見えんな。
猪苗代湖を望む。
スキー場のリフトを潜る。
山頂では天気が良くないのだろうか。
道沿いに施設が。酒蔵のようだ。
麓に降りてきたようだ。コースマップは旧道を通っているのか、何故かかなり遠回りするようになっている。
仕方ないな……
というか、あ、暑い……
あとは県道を歩いていくのみなのだが……日陰が……無くなってしまった……
じりじりと日差しが肌を焼く音が聞こえてくるような暑さだ。
うええ……
日陰を見つけてはそこへ避難して小休止を挟む。ふうふう……
これでは死んでしまう。
いつから地球はこんなに暑くなったのだ。
うーむ、まさに夏の情景だ。
綺麗だなあ……なんて悠長に感動していることもできないほどに暑い。
思考力が奪われていく……
翁島駅へ向かう交差点だ。あと……少しだ……
ここがNo.26コースの起点……のはずだが特に何も目印はないな……まあいい……
本当はNo.26コースも歩く予定だったのだが、流石にこの猛暑の中これ以上歩いたら熱中症で死んでしまう。
翁島駅から帰るとしよう。
翁島駅だ。自販機すらない無人駅……仕方ないので近くのヤマザキショップの自販機でコーラを買って呷った。
くはー、死ぬかと思ったぞ。
汗が止まらん。
少しすると列車が来たので、郡山駅に向かい、そこから新幹線に乗って帰路に就いた。
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