2017年7月8日土曜日

              

新・奥の細道(福島)『No.24神秘の色を映す五色沼を巡るみち』

2017/07/08(土)

7月の歩行。
裏磐梯編の続きを歩む。
まずは前回肩痛と雨のため撤退した五色沼から。
一般の観光客も気軽に歩けるような遊歩道で、まさに神秘の沼の景色を眺めながら気持ちよく歩くことが出来るコースだ。





















今回は行程の都合上、お昼から歩くことにした。
新宿を早朝に発つ高速バスに乗り込み、猪苗代駅へ。
駅前の食堂でカツ丼を食べ、バスで五色沼入口にやって来た。
















ビジターセンターからレストハウスへ。
観光客で賑わっている。











レストハウスからは早速、毘沙門沼が見える。
背後には磐梯山、銘々にボートを漕いだりして楽しむ人々。
良い景色だ。
ここから湖畔の散策路に入る。




















木道が整備されていて軽快に歩ける。
それにしても不思議な色だ。
エメラルドのような、まるでファンタジーの世界に在るようなまさに神秘の沼だ。
これは磐梯山の火山の成分がこのような呈色をさせているらしい。





毘沙門沼を離れると涼しげな木陰の道になる。
というか裏磐梯は本当に涼しい。
この日は全国的に猛暑日で、北海道ですら35度に達しようかという日で、猪苗代駅に着いたときはうんざりするような暑さだったのだが、裏磐梯に着いてみると初夏のような風が涼しい気候であった。
これは裏磐梯一帯が高原状になっていて標高が少し高いからなのだろう。
何にしてもうだるような暑さの中歩かなくて良いのは本当に助かる。














これは赤沼のようだな。


















いくつか湖沼があるのだが、なかなか視界が開けない。











弁天沼だ。
おお!これは綺麗だなあ。
櫓状の展望台があって沼をよく見ることが出来る。
湖畔を元気な夏草が取り囲み、秘境を思わせる絵画的な風景でいつまでも見ていたくなる。















その先へ行くと今度はるり沼がある。
磐梯山を背負い、これも素晴らしい景色だ。























更にその先に青沼がある。



















梅雨入りしてこの一ヶ月、ずっとすっきりしない天気の週末を過ごしていたが、晴れ間を狙ってきて本当に良かった。
心が洗われるようだ。
もっと気軽に来れる、近所にこういうところがあったら良いのになあ。





最後に柳沼を眺める。

























裏磐梯高原駅バス停に出てきた。
アイスクリームを食べて糖分補給し、続けて連絡コースを歩く。
         

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