2017年2月22日水曜日

              

新・奥の細道(福島)『No.06乙字ヶ滝と歴史を訪ねるみち』

2017/02/22(水)

観音山や乙字ヶ滝など見所が多く、文化や風土を学べる良いハイキングコースだ。
福島県に入ってはじめて充実したコースだと感じた。
終盤の果樹園や田園を歩く区間も、早春を感じさせる日差しの中、快適に歩くことができた。






















国道を離れて坂を上りはじめると、早速左手に岩法寺開山碑がある。
開山を記念した供養碑のようだ。

















思いの外標高を上げていく。
阿武隈高地の端まで来たようだ。
標識はないが、コースマップによるとこの先で分岐があるので、まずは観音山を目指す。















観音寺に到着。
石段を上っていく。

















渋く雰囲気のあるお堂。
参拝した。

















境内にちょっと不気味な木馬が安置されている。
江戸時代に農民によって作られたもので、馬頭観音信仰のもののようだ。

















境内東側まで行ってみると福島空港を展望できた。
旅客機が飛んでいるようには見えないが……

















観音寺を後にし、分岐に戻る途中、坂を下っていると奥羽山脈の展望が開ける。
良い景色だ。

















分岐を過ぎて更に坂を下っていくと、途中に石造五輪塔があるので少し寄り道してみる。

















この地を支配していた源有光が子の基光のために造立したもので、国重要指定文化財になっている。

















石造五輪塔を過ぎてしばらくすると、水郡線の線路が道と並走するようになる。
ちょうど2車両ほどのワンマン列車が通過していった。

















線路を渡ると開けた田園に出てくる。


















阿武隈川沿いの自転車道を歩く。
乙字ヶ滝はもうすぐだ。

















乙字ヶ滝に到着。
落差は小さいが思ったよりも迫力のある滝だ。
滝が乙字のように畝っていることからこの名が付いている。
芭蕉もこの滝を見て句を詠んだそうで、関山以来の芭蕉の足跡を捉えた。






















滝見不動堂で参拝。


















阿武隈川を渡る。
コースマップに書いている「ゴジラの卵」が橋を渡った先にあったようなのだが、かなり前(1997年)に焼失していて今は何もない。
というかコースマップはもう20年以上更新していないのか……















上流側から乙字ヶ滝を見下ろす。
こちらからだとパッと見、滝があるとは思わない。

















国道に出てくる。
ここから少し連絡コースと重複する。
あとで調べて分かったのだが、ちょうど国道に出てきたところの南側に蕎麦屋がある。
この辺りは飲食店も少ないので、お昼を食べるならここしかないだろう。
ちょうど昼時だったので気がついていれば入ったのだが……
とりあえずそのままコースを進んだ。













すぐに国道を離れて農作業道のような道に入る。


















坂を下ると田んぼの畦道に。
途中に前田川五輪坊石幢という碑がある。
元弘の変の後にこの地の農民が多数徴兵された際に、戦勝祈願の供養塔として建てたものらしい。
農民たちはどんな思いで出兵していったのか……
こういう碑があると往時に思いを馳せることができる。












果樹園だ。
実は付いていないが、林檎だろうか。

















大塚古墳だ。
石室まで確認できる。
古くから栄えた地であったことが伺える。















田園の先に阿武隈高地を望む。
日差しがポカポカと気持ちよく、早春を思わせる快適な陽気だ。
歩いていても気持ちいい。

























岡の内バス停に到着。
ここをゴールとした。
さて昼飯はどうしよう……
















結局国道まで戻り、前述の蕎麦屋で昼食にした。
カツ丼と蕎麦のセットを頼んだ。
バスが来るまでまだ時間があったので、川東駅まで歩いたのだが、ちょうど目の前で列車が行ってしまったので、バスを待っているのと変わらなかった。
須賀川駅に向かい、高速バスで帰路に就いた。
         

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