2014年11月3日月曜日

              

川俣ダム

2014/11/03(月)

川治ダムサイトバス停から女夫渕温泉行きのバスに乗り、グングン標高を上げて行き、川俣平家塚バス停で降りる。
この辺りではもう紅葉は終わっているようだ。
ちなみに僕は降りるバス停が分からなかったので乗り過ごしてしまい、ここまで坂を下ってきた。
途中ポツポツと雨が降ってきて、帰りのバスの時刻まであまり余裕がないこともあってつい気も急いてしまう。







標識に従って道を行くと上りと下りの道が分岐している。
ダムサイトへ行くのは左のようなのだが、「見晴茶屋」の案内に導かれて坂を上っていく。












坂を上るとすぐに見晴展望台(茶屋)があるが、閉まっていた。
しかし隣に「峠の串焼き」という露店があり、猟師が熊、鹿、猪、雉、鴨、珍しいものでは山椒魚なんかを串焼きにして販売していた。
これは珍しいものを発見した、ということで鹿の串焼きを一本もらって頂いた。
川俣ダムでは工事中のようで、交通整理人もここで団欒していた。(サボり?)
この峠からは瀬戸合峡にかかる吊橋とダム堤体を見下ろすことが出来る。
……と、少しのんびりしていたのだが、交通整理人の話によるとダムへ通じる道がもうすぐ閉まってしまうらしいと言うので、急いでダムサイトへ下ることに。

峠から山道を下ると直接ダムサイトへ通じる道(見晴展望台との分岐を下った先の道)に合流できる。
途中展示室を経由するとダムサイトに降りてくることができる。
堤体手前にある管理事務所で急いでダムカードを貰ってダム見学をする。
なんと、川治ダムに続いて連続でアーチダム!
しかしこれは随分幅の狭いダムだ。
その割に深い谷間にあるために極めて縦長に見える。
洪水吐の構造は川治ダムに似ている。











ご存知のとおりアーチダムは重力式ダムのように堤体の重さで水圧に耐えるのではなく、両側の岩盤の支持力によって水圧に耐えているわけだが、今はその堤体両側の岩盤の補強工事を行っているようだ。











減勢工を見下ろす。
かなり狭く深い谷間にあることが分かる。
放流している設備は何だろう。


















ダム湖も大きくはない。















この後バスに乗って川治温泉に立ち寄った。
すっかり日が沈んでしまったが、川沿いのダイナミックな露天風呂に浸かることが出来た。
普通に道脇にあるので最初それと分からずに迷ってしまった。
その後、川治温泉駅から新藤原駅まで行き、そこからスペーシアに乗って帰路に就いた。

ダムを堪能し尽くした一日だったが、ここ鬼怒川温泉近辺にはまだまだ沢山ダムがあるので、もう何回か来ることになりそうだ。
         

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