金浦集落を周回する。
勢至公園、竹嶋潟、白瀬南極探検隊記念館、飛の崩れ、浄蓮寺など見どころが多いので、ゆっくり歩きたい。
何となく……ここだろうか?
大きな池がある。
町の憩いの場になっているようだ。
日本海側の最北限の群落だそうだ。
眺望はなし。
参拝。
国道7号を陸橋で渡る。
不穏な感じがするので素直に迂回する。
勢至公園と同じく池の周りは遊歩道になっている。
今日は時間があるし、せっかくだから見ていくか!
なかなか興味深い時間を過ごした。
海岸に出てきた。
防波堤として石が積まれているが、これは江戸時代に造られた石垣で、国指定史跡になっている、由利海岸波除石垣というそうだ。
あの小高い岬がそうだろう。
それでも土木遺産として見るべきものがある。
ここで白瀬矗がキツネと喧嘩したのだとか。
何だか秋田県で最初に歩いたはちもりの自然にふれるみちを思い出す。
白瀬矗はこの寺の住職の息子として生まれた。
南極踏破という偉業にも関わらず、晩年は探検に要した費用の借金で貧しく、人々からも忘れ去られていったのだという。
合掌。
彼の偉業は今ではこうして再評価され、語り継がれている。
特急列車は良いものだ。
最高だ。
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