新・奥の細道（青森）『No.14-17連絡コース』

2022/02/26（土）

艫作から十二湖まで歩く。

見どころは汐ヶ島だろうか。

艫作駅から再び国道に出てきた。

みちのく温泉旅館。

今は営業していないようだ。

ウェスパ椿山。

こちらも最近廃業になった観光施設のようだ。

駅の名前にもなっているのに……

千葉県の行川アイランドのような哀愁を感じるな。

雪が解け始め、春の兆しを予感させる風景だ。

少し休憩。

コーヒーを飲んだ。

展望台から望む景色。

霞んで見えるのは汐ヶ島だろうか。

坂を下ると岩崎の街が見えてきた。

弁天島。

昔から漁民たちの篤い信仰を集めていることがひと目で分かる。

陸奥岩崎駅の前を通り過ぎる。

弘前から白神山地を遥々旅してきた青森県道２８号が合流してきた。

お疲れ様。

僕もいつか歩いてみたいと思っている道だ。

今日の宿に到着。

宿の主人になかなか気付いてもらえなかったが、ようやくひと息つけるな。

夕食は地の物尽くしの豪華極まるものだった。

う〜ん、これは最高だ。

特にタラ鍋が旨かったなあ。

サメのぬたも中々オツな味だったし。

もう腹がはち切れんばかりに食いまくって、そのまま眠りに就いたのだった……

2022/02/27（日）

翌朝。

あいにくの雨である。

今日は十二湖まで歩く予定だったのだが……

嵐のような天気になってしまった。

こりゃ駄目だ。

宿の主人にもらったビニール傘も突風で壊れてしまった。

とりあえず十二湖駅まで行こう。

トンネルを潜る。

汐ヶ島の岩礁を見下ろす。

天気が良ければここもじっくり見ていきたかったんだけどな。

何とか十二湖駅まで来れた。

雷も鳴っているし、これはもう駄目だ。

残念だけど、今回の旅はここまでにする。

帰りは新青森駅までリゾートしらかみで優雅に過ごしたのであった。

朝からお酒を飲んでしまった……けど、凄く旨かった。

観光列車も良いもんだねえ。

2022/04/09（土）

さて、１か月以上経ってしまったが、続きを歩くぞ。

今回はばっちり晴れている。

駅から国道に出ると程なくして十二湖へ向かう県道が分岐する。

歩いていくと大崩（山）が見えてきた。

ゲート内に入る。

青森県最後のコースの起点に到着。

さあ、歩くぞ。