2021年9月20日月曜日

              

新・奥の細道(青森)『No.36湯の沢渓流とさい沼めぐりのみち』

2021/09/20(月)

コースの半分以上が通行出来ないため、さい沼までの往復コースになる。
さい沼は人気のない山中にひっそりと有り、まさに神秘の沼である。















宿で朝食を頂いて出発。
さて、本来はここから正面に見えている山に登り、稜線を辿って湯の沢へ降り、さい沼に登り返すのがコースの道筋なのだが、湯の沢からさい沼までのコースを歩いた記録をインターネットで探しても皆無である。
どうやら崖崩れと藪によって完全にコースが消失しているようなのである。
この時点で起点から湯の沢までの往復か、終点からさい沼までの往復かの選択になるが、公式に通行が可能なのはさい沼までの往復コースであるから、今回は大人しくこちらのコースを歩くことにしよう。

と言うわけで、まずは海沿いの道を歩いて終点へ向かう。












あっという間に終点に到着。
ここからさい沼を目指すぞ。











山に向かって緩やかに坂を上っていく。
振り返ると海と下北半島が見えた。










森に入る。












植林地にて舗装尽きる。













如何にも林道という感じになったな。
さて、頑張って上っていくぞ。










通行止めね……はいはい、分かってますよ。












道脇に川が流れる。
気持ちいい道だね。











少し歩くと右手に大きな広場がある。
登山に来た人はここに駐車するのが良いだろうな。










標識がよく整備されているので安心だ。
と言ってもほぼ一本道の林道なので迷いようがないが。









林道を軽快に上っていく。













滝があるようだな。
どれどれ。











さい沼の滝。
小さいながらも素朴な趣がある。












分岐点だ。
ここは左に行く。
それにしても、ここまでずいぶん立派な林道が整備されているな。
最近になって再整備されているようだ。







と思ったのも束の間、ここからは荒れた林道に様変わりする。












とは言え、ここも立派な林道が整備されていた面影がある。
歩くには全く問題無い。
木々の緑とそよぐ風が心地良い。









轍が薄くなってきた。
良い雰囲気だね。












ちょっと不安になってきたかも。
大丈夫か?











どうやら自動車が通れる林道はここまでのようだ。
右手に山道が続いている。











あまり来る人は居ないのか。
藪っぽい。
ガサガサ草をかき分けて歩く。










むつ湾展望所に到着。
木が邪魔でよく見えないなあ。
でもここが今日のピークのようだ。
いい汗かいたね。














むつ湾展望所から更に進むと、さい沼が現れる。
これは美しいな。
まさに神秘の沼だ。














静寂の湖面に映る山の緑。















この沼にはモリアオガエルが生息しているそうだ。
木に登って産卵する珍しいカエルである。
一度は見てみたいなあ。














水神様を祀るお堂があった。
残念ながら閉鎖されていて中を窺うことが出来ない。
扉の前で手を合わせた。










お堂の先は藪が深くなっていて、道が判然としない。
ここで引き返すことにした。










キノコがたくさん生えてるなあ。
食べられるのかな。












林道に戻ってきた。
どんどん下っていく。











舗装復活。
これでひと安心。
帰りは家族連れを含め数人のハイカーとすれ違った。
意外と地元ではメジャーなスポットなのか?
踏み跡は薄かったが……







空が広くて良いところだねえ。














終点に戻ってきた。
連絡コースで先に進むぞ。
         

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