これまで歩いてきた東北自然歩道の中でも五指には入る迷い道だ。
コースマップ、現地の標識、更には地理院地図までもが正確でないために、山奥でもないのに常にルートファインディングに悩まされる。
見所は多いだけに、このレポートを参考に是非歩いてほしいコースでもある。
苫米地駅から出発。
初日はそれほど距離を歩く予定ではないので、11時から開始。
早速、序盤にしてこれなので行く先が思いやられるが……
仕方なく迂回する。
すぐ近くに住宅街があるだけに何だか複雑な気分だ……
迂回したい……
植物の種子まみれになってしまった。
頑張って払う。
何だか凄く不穏なのだが……
とりあえず展望台?があるようなので見にいってみようか。
一応、峠まで登ってみたがそれらしきところは見当たらず。
展望はそこそこ開けているが……
む、意外に轍があるしっかりした道だぞ。
これなら大丈夫か?
ここから正しい道を探して戻ってみたり迂回してみたり、しばらく迷うことになる。
これに気付くまで30分ほど時間を浪費してしまった。
ここで右折する。
しかも今回は森の奥へどんどん入っていくようで不安しかない。
ここからがこのコースの迷いの核心部だ。
本当にこれが道なのか……?
一応は合っているようだ。
少しほっとする。
いかん、本格的に分からなくなった……

赤線がコースマップ、「?」が現地で道が途絶えたところ、赤丸が標識、青線が迂回に使った道である。
道が途絶えるところは地理院地図にも表記があるので本当に謎だ。
個人的には青線が本当のコースのルートなのではないかと思っているが、この謎を解き明かした者が居たら是非教えてほしい。
農作業道だとは思うが、地理院地図に表記のない道が存在している。
左に見える農作業道ではなく、真ん中の草むらが地図によればコースである。
地理院地図もここに破線を描いている。
道、見えるだろうか……?
コースは右の道に続いている。
ここからはコースマップ通りに明瞭に道があるので普通に歩いて行こう。
コースマップは全然信用できないな、このコース……
その脇の道を歩く。
この辺りはコースマップと全然違うが、標識に従って歩いていく。
解説によれば、五戸町にある浅水館を攻撃し、反撃に遭い敗走した櫛引氏を南兄弟が追撃したが、この地で櫛引勢に包囲されて戦死したそうだ。
要するに双方とも深追いしたために返り討ちにあったのだな。
キリシタンや捨て馬を禁止する札が掲げられたところだそうだ。
ここは左なのだが、また展望台があるようなので見にいこう。
うーん……わざわざ見にくるまでもない景色のような……
少しの間未舗装路になる。
ちなみにここから何故か地理院地図に道の記載がない。
この後のコースでもちょくちょくそのようなところがあり、青森県はあまり現地調査がされていないようである。
国土地理院も信用ならないとなると、いよいよ勘で歩くより他ない……
こんなにしっかり道があるのに、ここも地理院地図に記載がない。(Google Mapにはある)
案外、ここも最近まで未舗装路だったのだろうか?
ここから入る高台に法師岡館があったようだ。
詳細は明らかではないが、櫛引氏の一族が住んでいたそうだ。
馬淵川を渡る。
不法投棄かなあ。
住宅街の只中なのでこっそり……するわけにもいかず。
仕方ないので迂回する。
疲れるなあ……。
こういう道は農作業が行われなくなったら廃れるのだろう。
頑張ってほしい……
八戸自動車道を潜る。
コース通りにあるこうとすると柵を乗り越えなくてはいけない。
櫛引橋で再び馬淵川を渡る。
さて、少し寄り道しよう。
広い境内だ。
参拝してきた。
八戸市の市街地から移築されてきたものだが、県内最古の洋風建築であり、また明治14年に完成したこの講堂を明治天皇が御巡幸の際に御在所とされたそうだ。
現在は明治記念館として保存されている。
想像以上に大変なコースだったな……
さて、八戸駅まで歩くぞ。
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