2020年3月21日土曜日

              

新・奥の細道(岩手)『No.22-23連絡コース』

2020/03/21(土)

八幡平温泉郷を目指す。
前半は積雪した道を歩くので苦しいが、後半は除雪された岩手山パノラマラインを歩く。
本来なら岩手山の雄大な景色を見ながらの歩きを期待していたのだが、あいにくの天気で終盤は土砂降りになってしまった。






















No.22コースの終点から林道に入り少し歩くと開けたところに出てくる。
No.22コースの終点は「田頭北部牧野入口」となっているが、ここが田頭北部牧野なのだろうか。
















県道焼走り線に出てくるが、そのまま横断して再び積雪した道へ。


















しばらく積雪した道が続く。
雨が降ってきた上に雪の踏み抜きも多く、結構苦しい道のりだ。

















ようやく岩手山パノラマラインに合流できた。
やれやれ。

















除雪された立派な道を行く。
本来なら岩手山を望む大パノラマの道なのだろうが……雨脚が強まってきた。

















この辺りがNo.23コースの起点なのだが、標識や案内板は見当たらず。


















雨が本降りになってきていたので堪らず近くの施設に逃げ込む。
幸いにも入浴施設でかつ食事もでき、またバス停もすぐ前にあるので拠点にできそうなところであった。
とりあえずこの雨ではとても歩きを続行できないので、ちょうど昼時だったこともあったのでまずは昼飯にラーメンを食べ、ついでに雨が止むまで八幡平温泉を堪能した。
やはり相当に硫黄分の強い薬効のありそうな湯だ。













およそ3時間以上してようやく雨が上がった。
これから次のコースを歩くのは無理そうだ。
残念だが諦めて、バスに乗り今日の宿泊地へ向かうことにした。
















今日の宿泊地である八幡平の中腹の山奥にある松川温泉郷の一つ、「松楓荘」。










鄙びた湯治宿という形容がしっくり来るとても雰囲気のある良い宿だった。
部屋からも露天風呂からも川のせせらぎを聞くことができ、心身ともにとても落ち着ける。
また、入浴後は数週間身体から硫黄臭が抜けないほどに濃厚な泉質でもあり、一番古い岩風呂も趣深い雰囲気が有り、食事も美味しいので是非また来たい宿の一つになった。
残念ながら翌日も雨で、とても歩く気になれなかったので、No.23コースはまた次回ということにして、バスで盛岡駅に向かい、帰路に就いた。
         

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