宮沢賢治が生まれ育った花巻の里を歩く。
胡四王山山頂から眺める景色と終点にある宮沢賢治碑には心打たれるものがあるが、それ以外はやや退屈な歩行となる。
途中、猛烈な藪で大迂回を余儀なくされることと、コースマップと標識が不親切で迷わされる。
また、一番の見所であろう宮沢賢治記念館の近くまでは来るものの、コース自体は通らないので、興味がある場合はコースを逸れて寄り道する必要がある。
コースの始点が新幹線の駅に近いのは便利だ。
コンビニの脇にブドリとネリ像がある。
宮沢賢治の「グスコーブドリの伝記」という童話のキャラクターらしいな。
左折して県道を離れる。
案内板と胡四王山の解説板があった。
胡四王神社に寄り道する。
長い階段を上っていく。
胡四王神社だ。
参拝してきた。
胡四王神社からの眺望。
釜石線を走る蒸気機関車を撮りに鉄道ファンも来るようだ。
長閑で良い景色だ。
宮沢賢治もこの景色を見て創作意欲を掻き立てたのだろうな。
宮沢賢治記念館へは胡四王神社から南東へ道を下るようだ。
今回はあまり時間がないのでパスした。
胡四王山を降り、釜石線沿いの夏草に埋もれてしまいそうな畦道を歩く。
やはり鉄道ファンが通っているようだ。
歩いていると蒸気機関車がやってきた。
まさに「銀河鉄道の夜」の風景だ。
道がよく分からない。
倒木も相まってこれは……
東北に来てから色々な藪を突破してきたが……これにはギブアップ。
まさに植物の「壁」としか形容しようがない。
しばらく逡巡したが、大人しく迂回することにした。
疲れた……
いつの間にか北上川沿いの道になっていた。
この辺りは薄暗い森になっていて少し不気味だ。
道が変わったのかもしれないが、それっぽい畦道を歩く。
やはり川は旅の相棒のような、親しみを感じる存在だ。
コースマップが曖昧でよく分からなくなる。
とりあえず橋を渡った先で細い路地に入る。
Google My Mapsでは迷った痕跡は消して正しいルートを記しているので参考にしてほしい。
その先に標識があるのでそれに従い進んでいくと、道とは思えぬような路地へ入る。
何とも不思議なコースだ。
終点近くに「雨ニモマケズ」の碑がある。
高村光太郎の筆による碑であるようだ。
ここは宮沢賢治が農耕生活をしながら晩年を過ごした地で、「雨ニモマケズ」の詩は死後に見つかった手帳に記されていたものだそうだ。
偉大な詩人は最後はこのような素朴な生活の中に人間の人生の希望を見出していたのだろう。
何か、切ないような気持ちになった。
少し歩いた先に標識がある。
ここがゴール。
予定よりずいぶん遅くなってしまった……
続けて連絡コースを歩く。
急がねば。
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