2019年4月30日火曜日

              

新・奥の細道(岩手)『No.31東街道を訪ねるみち』

2019/04/30(火)

今年のゴールデンウィークはなんと10連休!
ということで5泊6日の旅を計画してみた。
水沢から遠野まで歩く予定だ。
30年ぶりに元号が変わる前日に出発。
平成最後の日はあいにくの雨で始まった。
名のとおり多くの人が往来した古道を歩くコースで、道筋は古道の雰囲気がほぼそのまま残っており、趣がある。
雨の日でなければ軽快なハイキングを楽しめるだろう。


















水沢駅からタクシーで黒石にやってきた。
あいにくと雨が降っている。
ポンチョを着て行動開始。
















連絡コースの分岐点から歩くのだが、本コースまでそれほど距離はないので、記事としては割愛する。

















右折。



















少し坂を上っていくと……ここが本コースの起点のようだ。
道脇に東街道の解説が書いてある。
東海道の延長として陸奥国に伸びていた街道だったらしい。
分岐から更に坂を上る。















すぐに林の中に入っていくが、流石に街道だけあって道幅が広く、歩きやすい。


















スミレの花がたくさん咲いていた。


















林を抜けたようだ。


















車道を横断すると再び街道に入るようだが、その前に高清水に寄り道をする。


















崖の下に降りると高清水がある。
源義家が矢尻で掘った湧水池とされている。
近代まではこの地の貴重な水源だったそうだ。
















東街道を歩いていく。
途中、コーヒー休憩を挟んだ。

















再び車道に降りる。


















黒田助千手観音だ。
戦時中の供出を免れた銅鐘と、北限のカヤがある。
参拝した。
















小さな集落を抜け、少し寂しい雰囲気の道を歩く。

















山の神神社。


















集落の脇から棚田の畦道を行くところが少し分かりづらいが、標識が密にあるので迷うことはないだろう。

















山中に中清水根観音がある。
かつては疱瘡の病の神が祀られていたが盗難に遭い、今は如意輪観音と弘法大師が祀られているそうだ。
















薄暗い谷へ降りる。
カタクリの花が少し咲いていた。

















国道に出てきた。
そのまま横断して民家脇の坂道を上っていく。

















水田の畦道を歩く。


















荒神社。
この辺りでは鋳物鍛冶屋が盛んで、竈の神である荒神様を祀っていたのだそうだ。

















墓地から胆振平野を見下ろす。


















出羽神社。
坂上田村麻呂が蝦夷征討の折に、出羽三山の一つである羽黒山大権現に祈り、功を得たのでこの地に勧請したのだという。
















スミレ咲き乱れる坂を下る。


















どう注意すればいいんだ……



















車道に出てきた。


















この辺りにゴールとなるバス停があるはずだが、見当たらないのでここをゴールとした。
続けてNo.32コースを歩く。
         

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