2019年3月23日土曜日

              

新・奥の細道(岩手)『No.29古刹をめぐるみち』

2019/03/23(土)

黒石寺から大師山を経て、山里を歩きながら正法寺へ至る。
大師山は眺望に優れ、正法寺は一見の価値のある古刹だが、そこへ至るまでの山里がやや冗長に感じる。






















バスの時間が合わないので、水沢市街からタクシーで黒石寺までやって来た。
2月頃に行われる蘇民祭が有名で、なんでも真冬の夜中に裸の男たちが川の水を被るなどして一晩中騒ぐ祭りなのだとか。
……とても正気の沙汰とは思えない……
参拝してきた。














一度国道に戻り、脇の林道に入る。


















少しすると大師山への山道が分岐する。


















やがて昨日のように雪がちらつき始めた。












雪の降る山中を一人歩いていると、得も言われぬ旅情を感じる。














大師山の山頂に到着した。
雪の降る中、東屋でコーヒーを淹れて飲んでいたのだが、するとみるみる雲が晴れて北上川の胆沢平野の素晴らしい眺望を見せてくれた。
これは最高だな。
神様の粋な計らいか、先ほどの参拝のご利益か。
こういうことがあるから、本当に旅は楽しい。


















大師山を下りる。


















途中に座禅洞窟というものがあるのだが、覆屋が崩れていた。


















東側は明るい雰囲気の山だ。
途中、少し藪っぽいがこの季節ではまだ気にするほどではない。

















こんなところに出てきた。
逆からだと分からなそうだな。


















長閑な山間の里に出てきた。


















標識がない上に道を重機が塞いでいるので、まさか右とは思わなかったのだが……ここを右である。
左へ行くとやがて行き止まりになる。
















小田集落を後にし、しばらく寂しい雰囲気の松林を歩く。

















ここは右へ。



















再び里に出てきた。
ここが兵士沢だろう。

















山間を歩いていく。



















またしても標識がないが……コースマップによるとこの道っぽいな。


















山道の途中に標識があったので合っていたようだが……少し荒れた雰囲気の道だ。



















またしてもこんなところに出てきたが……
どうやらこの辺りは新たに車道ができて、もとあったコースが寸断されているようだ。

















また少し雪が降ってきた。
最後に正法寺を観よう。












拝観料を払って境内に入る。
これは……でかい!!
正法寺の法堂は日本一大きな茅葺屋根であるらしい。
これには圧巻された。














同じく茅葺屋根の庫裡から中を見学できる。
じっくり観たいところだが、駆け足で見て回る。























正法寺近くの店で昼食をとった。
続けて連絡コースを歩く。
         

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