2014/06/15(日)
梅雨入りしてしまい、貴重な晴れ間を利用しての歩きとなった。
本来ならNo.35-2とNo.36-2を続けて歩こうと思っていたのだが、思いがけず夕方に別の用事が出来てしまったので、より近く帰りやすいNo.20を先に歩いてしまうことにした。
今回のコースでは芳賀富士を登るのがメインとなるが、それ以外はこれと言った見所がなく退屈なコースだった。
小山駅から水戸線に乗り、下館駅で真岡線に乗り換える。
真岡線は非電化路線でディーゼルエンジンのワンマン列車が走る。
ときおり蒸気機関車も走る。
その終点になる茂木駅からスタート。
No.17からNo.20までは真岡線の駅を起終点にしていて、バスの時間を気にしなくて良いので気軽に歩きに来れる。
茂木駅を背後に直進するとすぐに六斎公園に突き当たるので、そこを右折する。
やがて逆川を渡る橋が現れるが、橋の手前で右折して逆川沿いの遊歩道を歩く。
この辺りは良い雰囲気だ。
逆川沿いを歩いていると、やがて道の駅もてぎに到着。
とても盛況で多くの客で賑わっていたが、施設自体はこじんまりとしている。
ゆっくり食事でもしたいところだが、残念ながら時間がなかったのでおにぎりを買って後にした。
おにぎりは芳賀富士の山頂ででも食べることにしよう。
地下道で国道123号を潜る。
地下道を出て公園を横切る。
この辺りは少し変則的なルートなので注意だ。
再び逆川沿いの遊歩道に出て来る。
県道206号に出てきたが、なおも逆川沿いを歩く。
堤防がコンクリートで固められて野趣に欠けるが、低山に囲まれ田園の広がる中河の流れる景色は気持ちが良い。
コンクリートの護岸が古びて黒ずんでいるのがまた良い雰囲気だ。
逆川を橋で渡り川から離れると、田園の中を歩くようになる。
遠く芳賀富士も見えてくる。
もう初夏の景色になってきた。
景色の中の緑が濃くなっている。
途中に安楽寺があった。
ここに案内板があるが、これがチェックポイントになっている。
境内にケヤキの古樹がある。
安楽寺を後にすると再び逆川に合流するが、橋で渡って再び離れる。
田園地帯を歩いていく。
途中で麦畑が広がっていた。
再び逆川に合流。
また逆川を離れるが、途中に「本当に通っていいの?」というような道があるが、ほんの一部だ。
もともと舗装道だったのが、畑の土が被って未舗装のようになっているだけなのだろうか……
道は徐々に高度を上げていく。
芳賀富士が間近に見えるようになってきた。
「富士」の名のとおり左右対称の均整のとれた姿をしている。
畑の畦道を通り、やや先行きが不安になる山道に入る。
歩く人は少ないのか、かなり草が茂っていて歩き辛い。
道はすぐには登らずに山の中腹をなぞるようにして平坦な道が続く。
しかし、踏み跡は細く、片側は急峻ではないにしろ斜面になっているので、ふとした拍子に足を踏み外しそうで怖い。
いよいよ藪がうっとおしくなってきた。
驚いたことにこの道で人とすれ違った。
物好きも居るものだ。
関東ふれあいの道を歩いていたのだろうか。
藪が開けると熊野神社の参道に出てきた。
階段を上っていく。
熊野神社。
色彩のない素朴な佇まいだ。
裏手から山道を上り山頂を目指す。
山道を上っていく。
途中に夫婦桜という樹がある。
春には綺麗な花を咲かせるのだろうか。
程なくして山頂に着く。
低山なのであっという間だが、意外にも眺望が得られた。
山頂で道の駅で買ったおにぎりを食べることにした。
しかし、暖かくなったからかハエが多くて辟易した。
熊野神社に戻り山を下りると安善寺が現れる。
寄棟造りの朱い屋根が印象的で、ウグイス張りの廊下を擁するそうだ。
平貞能により建立された。
山を降りてやっと車道に出てきたと思ったら再び畦道を歩かされる。
畦道を行くとは思わず立ち往生していると、近くの民家の人が道を教えてくれた。
再び麦畑地帯を歩く。
しばらく歩くと野球場の脇に出て来る。
フェンス沿いに歩いていく。
更に中学校の前を通り過ぎ、国道123号に出てくる。
横断して直進する。
集落に入る。
ゴールはもうすぐだ。
七井駅に到着。
駅前に案内板があった。
ここがゴール。
駅前は妙に広い広場になっていたが、周囲には民家以外何もない寂しい駅だ。
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