秋田県最後のコースだ。
海沿いの長閑な集落を眺めながら、山形県との県境になっている三崎峠を目指す。
この辺りを有耶無耶の関というらしいのだが、特に何もない。
隠れキリシタン?
標識類はないが、これが正しいコースだと思う。
しかし何故か確信が持てず、ここではない気がして結局国道に引き返してしまった。
今思い返しても何故ここで引き返したのか、自分の決断がよく分からない。
この後の時間を気にしてより確実性の高い国道を選択したのだろうか……
合流してきた。
この近くに福田の泉という湧水が崖から湧き出しているそうなのだが、寄り道はしなかった。
昔はここに峠の茶屋があったらしい。
もう山形が近いのだ。
良いロケーションだ。
何でも湧水を利用した牡蠣の養殖が行われていたとか。
今度こそ三崎峠が間近に見えてきた。
去年の4月に秋田県に入ったので、踏破に1年3ヶ月かかったことになる。
秋田県も濃密だったなあ。
昔もこんな急な道だったのだろうか?
ここが峠。
辿ってきた秋田県の道の果てであった。
0 件のコメント:
コメントを投稿