本当に退屈な1ヶ月間だった。
9月中旬から10月上旬にかけての長雨で週末山行に行けず、気付けば1ヶ月を過ぎていた。
しかし、急に気温も低くなり秋めいてきたところで、ようやくしつこい秋雨前線も列島を去ってくれたようだ。
今週は待ち望んだ山行が出来そうだ、ということで1ヶ月ぶりに関東ふれあいの道に戻ってきた。
コース名のとおり北条・武田両氏の三増合戦の歴史を辿る道で、韮尾根から経ヶ岳まで歩くと合戦を追憶できるようなコース構成になっていて面白い。
見所も豊富で飽きない。
経ヶ岳からは丹沢の眺望が良いが、展望では仏果山の方が優れている。
今回もオギノパンで朝食を済ますことにした。
今日は揚げパンを食べてみた。
うーん、砂糖がたっぷり掛かってて凄く健康に悪そう……
ジャンクと言うかチープと言うか、こういう学校給食で食べたようなものはあまり好きじゃない。
昼食に丹沢あんぱんも買っておいた。
1か月前は青々としていた畑の作物も元気がない。
少し寄り道してみよう。
途中、ケージに入れられた犬が猛烈に吠えてくる。
番犬として飼ってるのか単に躾がなってないのか……。
どちらにしろ可哀想だ。
犬の苦手な人は注意。
まあ犬に吠えられるなんて関東ふれあいの道を歩いていればしょっちゅうではあるが。
ここは三増合戦の際、武田軍の山県の一隊が韮尾根から三増に通り抜けるのに使った峠であるらしい。
スタートから山県の一隊の足跡をトレースしてきたことになる。
峠は工事の資材置場になっているようだった。
おっかないなあ。
峠から坂を下っていくと、途中から未舗装になってしまった。
建設残土処理場反対の看板がやけに目立つが、これだけ寂れたところでは仕方ないようにも思う。
途中、旗立松への分岐があるが、少し遠いようなのでパスだ。
見えるのはNo.12で歩いた山脈だろう。
ここがもしかして……
合戦の面影は今はもはや見られないが、広い平野に武士が駆けるのを幻視出来るようだ。
写真の碑がチェックポイントなので写真を撮った。
小さな秋を感じさせてくれる。
県道を渡る。
裏手の淵は江の島まで繋がっているという伝説があるのだとか。
仏果山がよく見える。
大きな山門の威容にしばし唖然とする。
これは凄いな。
由緒ある古刹なのだと分かる。
この辺りでは大きな例大祭も行われ、女は皆花嫁姿で集まるので美女祭りとも言われるらしい。
道の入沢に沿って行くが、道がぬかるんでいて嫌な感じだ。
1ヶ月ぶりの山行ということもあり、流石に息が上がる。
小休止を挟みながら上っていく。
経ヶ岳山頂に到着!
素晴らしい景色だが、仏果山に比べるとやや面白味に欠けるな。
まあ贅沢は言うまい。
険しい道のりだが長くはないのでそれほど苦労なく登頂できたと言えるだろう。
椅子に座り休憩。
今朝買った丹沢あんぱんを昼食にした。
うーん、美味!
疲れた身体に程良い甘さの餡の糖分が染み渡る。
特にさつまいも味は大正解だ。
素朴な甘さが思わず頬が綻ぶほどに美味い。
しかし今日も魔法瓶を忘れてきてしまったのでコーヒーが淹れられない!
これは大失敗だったな。
先程まで山頂を独り占めしていたのだが、どうやら幸運だったようだ。
すぐに経ヶ岳の名の由来となった経石がある。
また、北条氏の落武者がここから法論堂を見下ろし、武田軍勢が迫ってきていると思い力尽きたところでもあるらしい。
ここに至るまでの道のりもまた、三増合戦縁の道であったということだ。
今は木々が茂って法論堂は全く見下ろすことは出来ないが……
上りも急であったが、下りも急だ。
仏果山もそうだったが、この辺りは見掛けに依らず険しい山容のようだ。
更に右に目をやれば北丹沢も見える。
ここでNo.12と合流する。
服を脱いでいると……何と、足から流血しているではないか。
どうも何処かで山ビルにやられたらしい。
経ヶ岳登山口のぬかるんだ道だろうか?
しかしこれだけ気温が下がってもまだ活動しているのだな。
しかし、バスが来るまでまだ30分以上あるな……。
ついでに連絡コースを歩いてしまうか。
0 件のコメント:
コメントを投稿