利根川河口堰

2013/01/06（日）

関東ふれあいの道千葉県コースを９月に歩き終え、１０月にやりたかったこととは、ダムカード集めだ。
とりあえず千葉県のカードから集めていくことにしたのだが、今回はそれに先駆けて１月に利根川河口堰の見学に行ってきたことを書こうと思う。
実際に利根川河口堰のダムカードを入手したのは2013/11/11に千葉県道４０４号線を自転車で走ったときだ。

ちなみにダムカードというのは国土交通省などで管理するダムの管理事務所などで配布しているトレーディングカードで、表面に写真、裏面に概要が書かれている、マニアックな代物だ。

写真は利根川河口堰の南部の支流、黒部川の黒部川水門。

利根川河口堰の上には狭い歩道がついていて歩いて茨城県側まで行くことができる。
この日は川を降りてくる風がとても冷たかった。

ところで利根川河口堰は塩害を防ぐための川の「水門」で、ダムカードの配布対象となっているのは不思議なことだが、利根川を流れる水量を調節し、江戸川や北千葉放水路等に水を供給する役割も果たしているそうなので、ダム的性格がないとも言えない。

常陸利根川と利根川の合流点の陸地に降り立ち、利根川河口堰を眺める。
ダムも良いが、こういう巨大な土木構造物のある風景には胸躍る。
コンクリートの無機質で精緻な力強さを感じる。
人類がこの大地に栄えたという記念碑であるような誇らしさすら感じる。

利根川河口堰に繋がる常陸川水門を渡っていけば、そこはもう茨城県だ。